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更新日 : 2012年07月03日(火) 13時38分29秒

JJFJイースト・ジャパン2012大会レポート

 

 

 

 

 

 

 

 

 

JJFJイースト・ジャパン2012大会レポート

 

 

2012624日(日)、千葉ポートアリーナにおいてJJFJ主催『イースト・ジャパン柔術大会2012』が開催された。参加者は400名以上におよび、個人戦、団体戦ともに熱闘が繰り広げられた。

キッズの部は57名が参加、大人顔負けの動きと技を披露する子供たちが、会場の熱気をさらに上昇させていった。そんなキッズの部のチーム団体成績の結果は、千葉のAXIS一宮が3位、埼玉のPUREBRED川口REDIPS2位、そしてパラエストラ千葉が優勝を獲得した。

 

パラエストラ千葉の鶴屋浩代表は、今回の開催地である千葉県内にアカデミーを続々と開設し、一大ネットワークを築いている。地の利を活かし、二人の息子をはじめ、多くの生徒を今大会に出場させた鶴屋代表は、JJFJの大会について、こう語った。

「初めて参加したのですが、会場がまるでブラジルのような雰囲気で面白い大会ですね。キッズの部を見ても、いろんな国の生徒さんが参加しているので、世界大会のような雰囲気も感じますし、それが生徒たちにとって、いい経験になると思います。

この会場は私たちの道場にも近いですし、今後も、ぜひ千葉で大会を開催してほしいですね。うちはどんどん生徒を出しますし、協力します」

 

鶴屋代表が息子を参加させたように、柔術の大会は親子で参加するケースも少なくない。AXIS横浜所属の父・佐野良次郎選手、息子・貴文選手、親子もそうだ。しかし特筆すべきは、父・良次郎選手がシニア紫帯レーヴィ級で、17歳の息子・貴文選手はアダルト青帯ペナ級で、親子揃っての優勝を遂げたことだろう。昨年のこの大会でも揃って優勝を果たしている佐野親子。その時はまだ息子は白帯だったが、柔術を始めたのは2年前だという。

 

「息子が小さい頃、よく会場に連れてきていたんです。柔術を始めた息子と一緒に練習もしますが、親子で組み合って、体をぶつけ合うことなんて、普段なかなかないですからね。そのせいか、親子関係は良好だと思います(笑)。柔術は親子のコミュニケーションにも良い影響があるのでしょうね。息子には世界大会に出てほしい。将来は世界で闘えるようになることが目標です」

こう父・良次郎選手が語れば、息子の貴文選手は「テニス部を辞めて、今は柔術に専念しています。これから受験をひかえているのですが、進学しても柔術は続けます」と語った。

共に柔術を続け、世界の舞台という大きな夢を目指すことで、親子の絆は更に強くなるに違いない。

 

世界大会で結果を残している選手も、今大会に出場している。アダルト黒帯プルーマ級では、2007年の世界大会で茶帯プルーマ級3位の実績がある佐藤和哉選手(パラエストラ八王子)が優勝を遂げた。井田悟選手(パラエストラ葛西)を相手にシッティングガードからリバーサルを決め、バックを奪いつつチョークを狙う。体を回転させて逃げる井田選手だったが、襟を掴んでいた佐藤選手が一気にタイトに絞め上げ、片羽絞めで見事な一本勝ちを収めた。

 

この片羽絞め、今大会では随所で見られ、ほぼ全試合で決めていたのがホドリゴ・タニグチ選手(AXIS)。アダルト黒帯メイオペサード級決勝でホベルト・ヨコヤマ選手(ハイアン・グレイシー・チーム、グレイシー・オセアニア)に対し、バックからの片羽絞めを極めて勝利。その後アブソルート級での2試合でも変形の片羽絞めを含め、いずれもチョークで一本勝ち。

アブソルート級決勝戦の相手、塚田市太郎選手(ダム・ファイト・ジャパン)のアグレッシブな動きに、試合後は「動きが凄く早いし強かった」と驚きを隠せないでいたタニグチ選手だったが、極力、自らのペースを保ち、落ち着いた試合運びが印象的だった。

 

一方、色帯に目を向けると、各カテゴリーの優勝者はAXISの選手とRBアカデミーの各選手が名を連ねていた。アダルトの部でいえば、紫帯ガロ級優勝が西林公知選手(AXIS)、紫帯プルーマ級優勝が今野泰治選手(RBアカデミー)、紫帯ペナ級とアブソルート級の2冠が小林洋介選手(AXIS)、紫帯ペサード級優勝が山崎洋一選手(RBアカデミー)。さらに、茶帯ガロ級優勝が伊藤圭選手(AXIS)、茶帯ペナ級優勝が花輪裕樹選手(RBアカデミー)、といった具合だ。

団体成績の行方は、AXISRBアカデミーがデッドヒートを繰り広げだが、アダルト黒帯ペナ級では北原暢彦選手が優勝、先述のタニグチ選手の活躍もあり、チーム団体成績の結果はAXISが優勝、RBアカデミーが2位、AXIS一宮がキッズの部に続き再び3位となった。次回のJJFJ主催大会『ヒクソン・グレイシー杯国際柔術大会』は、84日(土)~5日(日)、町田市総合体育館で開催予定だ。

 

 

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