ヒクソン杯第1回大会は2000年にヒクソン・グレイシー国際柔術連盟主催により、ロサンゼルスで開催されました。
この大会はメディアの間では、今まで開催された柔術大会の中では最も良い大会と賞賛され、日本のテレビ局でも取り上げられる程、各方面から注目を集めた大会となりました。
2008年春、ヒクソン・グレイシーを会長に一般社団法人全日本柔術連盟-JJFJ-が発足され、その活動の第一歩として、JJFJ主催により国内では最大規模の柔術大会「ヒクソン・グレイシー杯国際柔術大会2008」が開催されました。

日本では第1回目となるヒクソン杯は、2008年5月に浜松アリーナで参加選手を500人に限定しての開催となりました。このヒクソン杯は、日本での柔術の大会のあり方を大きく変えるものとなりました。
参加選手の中にはクロン・グレイシー、アンドレ・ガウボンやエドワード・テレスと言った柔術界を代表する有名選手もおり、大会を多いに盛り上げました。
ヒクソン・グレイシー本人も来場し、日本で開催される柔術大会を初めて目にして、日本柔術のレベルの高さに驚いていました。

次の年には、昨年と同じ浜松アリーナにて「ヒクソン・グレイシー杯国際柔術大会2009」が開催されました。昨年より200名参加選手を増やし、参加選手を700人に限定しての開催でした。
2009年大会の柔術界のビックネームは、7度世界大会を制しているホブソン・モウラ、アブダビコンバットチャンピオンで世界王者のハファエウ・メンデス、アリゾナ州柔術連盟理事長グスタボ・ダンタス、パン・アメリカンチャンピオンのアブマール・バルボーザで、昨年同様、有名選手の試合で会場は大きく沸き上がりました。
また、アブダビからは15人、韓国柔術連盟からは12人の選手が参加し、国際大会と名乗るにふさわしい大会となりました。
ヒクソン杯はアジアで初めて、柔術の国交流を交わした大会であり、柔術を通してそれぞれのアカデミーそれぞれの国が友好的に理解し合う場となっているのです。

2010年11月20日、川崎とどろきアリーナにて、日本では第3回目の大会となる「ヒクソン・グレイシー杯国際柔術大会2010」を開催いたしました。

日本国外からは、クロン・グレイシー、ハファエウ・メンデス、ギリェルミ・メンデス、ブラウリオ・エスチーマ、レナート・バヘト、アブマール・バルボーザ、グスタボ・ダンタスなど、世界トップの選手が出場し、すばらしい試合を見せてくれました。

クロンが黒帯になってからの初参戦。メジオ級と無差別級のダブルメダルで強さが目立ちました。また、メンデス兄弟がそろって参戦し、ペナ級で1位、2位を獲得。兄弟そろっての表彰となりました。
そして、ムンジアルで3度優勝し、アブダビ・コンバットのチャンピオンでもある、ブラウリオ・エスチーマ選手はこの年が初来日。メジオ級を圧倒的な強さで勝利しました。


 

pela esquerda: Kron Gracie, André Galvão, e Eduardo Telles

ヒクソン・グレイシー会長と渡辺孝真理事長

アブダビ オフィシャル チーム

Time Oficial da Confederação da Korea

ホブソン・モウララー

ハファエウメンデス

グスタボダンタス

アブマールバルボーザ

今年でJJFJ主催4度目の開催となるヒクソン杯2011。今大会も注目の選手が勢揃いしています。
クロン・グレイシー、ハファエウとギリェルミ・メンデス、ブルーノ・ブラザト、ロムロ・バハウ等強者が来日します。

日本、アジア、そして世界のトップと闘う、またはその試合を間近に見られるチャンスです!皆様のご参加およびご来場をお待ちしております。

左上:クロン・グレイシー、右上: メンデス兄弟、右: ブラウリオ・エスチーマ