ウェイト階級、年齢カテゴリー、試合時間など
<年齢カテゴリー>
※競技時の計量は道衣を着用して行います。
ウェイト階級名
ポルトガル語 |
ウェイト階級名
英語 |
男子
アダルト以上
(18歳以上) |
女子
ジュベニウ以上
(16歳以上) |
男子
ジュベニウ
(16-17歳) |
ガロ |
ルースター |
~57.5kg |
~48.5kg |
~53.5kg |
プルーマ |
スーパーフェザー |
~64.0kg |
~53.5kg |
~58.5kg |
ペナ |
フェザー |
~70.0kg |
~58.5kg |
~64.0kg |
レーヴェ |
ライト |
~76.0kg |
~64.0kg |
~69.0kg |
メジオ |
ミドル |
~82.3kg |
~69.0kg |
~74.0kg |
メイオペサード |
ミディアムヘビー |
~88.3kg |
~74.0kg |
~79.3kg |
ペサード |
ヘビー |
~94.3kg |
~79.3kg |
~84.3kg |
スペルペサード |
スーパーヘビー |
~100.5kg |
~84.3kg |
~89.3kg |
ペサディシモ |
スーパースーパーヘビー |
100.6kg~ |
84.4 kg ~ |
89.4kg~ |
アブソルート |
オープンクラス |
体重無制限 |
体重無制限 |
体重無制限 |
<15歳以下のウェイト階級>(道衣込み)
下記の通りに分けられております。
柔術公式競技ルール
- 勝敗の決定
- 禁止事項
- 衛生
- 道衣
- 指示と決定
1. 勝敗の決定
引き分けはなく、勝負は以下によって決定する。
1-1 サブミッション
1-2 失格
1-3 失神
1-4 ポイント(ポジティブ&ネガティブ)
1-5 アドバンテージ
1-1 サブミッション
どちらかの競技者が対戦相手に敗北を下記のいずれかの方法で認めた場合。
- 手で、相手の体、自分の身体、あるいはマットを明確に2回以上叩く(タップ)。
- 手でタップ出来ない場合は、足でマットをタップする。手を使えない状況となり、足で試合場をタップする。
- 手も足も使えない場合は、口頭で審判員に試合の停止を求める。
- 負傷や、何らかの身体的理由で試合が継続できない場合、口頭で審判員に試合の停止を求める。
- 全てのカテゴリーにて、 サブミッションにより、そのまま継続すれば 深刻なダメージを与えることが明らかな場合、 審判員は試合を中断し、サブミッションを仕掛けた競技者を勝者とする。
- 競技者のコーチやインストラクターが直接口頭で審判員にはっきりと試合停止を呼びかける、またはタオルを試合場に投入する。
- 競技者が サブミッションを仕掛けられた状況で大きな声を出したとき。
- 足がつったという主張をした場合、タップと同じ行為とみなされる。
一方の競技者が負傷した場合、もしくは 大会の担当医師の判断で試合の継続が不可と判断された場合、 審判員は試合を終了させることが出来き、 失格に相当する故意の攻撃が原因で負傷を負わせたものでない限り、攻撃を加えた競技者を勝者とする。出血の場合、大会の担当医師による処置を2度まで依頼出来る。2度で出血が止まらない場合は、 失格に相当する故意の攻撃が原因で負傷を負わせたものでない限り、攻撃を加えた競技者を勝者とする。
1-2 失格
重大な反則
重大な反則は審判員により即刻失格とされる。
- 審判員、テーブル審判員、対戦競技者、観戦者、などに対して悪意をある非道徳的でない言動や行動。
- 意図的と見なされた下記の行為
・噛付き
・髪を引っ張る行為
・性器や目への攻撃
・拳・足・膝・肘・頭部を使った打撃
・”バテ・スタカ” (寝技をしかえている対戦者をマットから
持ち上げた上、意図的に再びマットに強く叩き付ける行為)
・膝をひねって決める技(ヒールフック、など)
・”テゾウラ”(飛びつきながら両足を使って、対戦者の両足を同時に挟み
込んでテイクダウンをしかえる動作。日本語ではカニばさみとも言う)
・”セルビカウ”(対戦者の首や背骨を決める動作)
- 試合中に道衣が破れた場合、審判員は着替える時間を与える。指定した時間内に破れていない、道衣に着替えが完了出来なかった場合、その競技者は失格となる。
- サブミッションが仕掛けられた状態で場外へ逃げる行為は、即刻失格となる。失格は、 それが懲罰的反則ではなく指導的反則によるものであった場合、その競技者は無差別級と、参加者が3名しかいない階級への再出場は許される。 注釈)懲罰的反則とは重大な反則による失格を指し、指導的反則とは軽微な反則を指す。
- 『2 禁止事項』に挙げた禁止技を使った場合。
反則(ペナルティー)
1度目の反則行為に対し、反則を犯した競技者には口頭による注意が与えられる。
2度目の反則行為に対し、反則を犯した競技者にはぺナルティーを与え、対戦相手にアドバンテージを与える。
3度目の反則行為に対し、反則を犯した競技者にはぺナルティーを与え、対戦相手に2ポイントを与える。
それ以降の反則行為に対しては、審判員はその競技者を失格にすることが出来る。
注釈)審判員は、3度目以降の反則行為に対して、失格ではなく、競技者へのペナルティーと対戦相手への2ポイントを与える行為を繰り返すことも出来る。ただしペナルティー数が5回に達した時には、審判員は失格を宣告するべきである。
- 対戦相手の道衣を掴まず引き込む、または膝を着く行為。
- 立った体制又はグランドの体制で、競技者のどちらか又は両者が闘いを避けるため又は時間稼ぎをする為、意図的に場外に出る行為。寝技の状態から這ったり転がったりして場外出る行為、または立ち上がって闘いを避ける行為。
- 意図的に道衣を脱いたり、脱げやすい状態をわざとつくったりする行為。
- 対戦相手の道衣の袖口・裾口に指先を入れて掴む行為。両手で対戦相手の帯を掴む行為。 ガードの体制上下、 押さえ込みの体制、立った体制、またその他の体制、で競技者が膠着状態を意図的に誘発(ストーリング)し、闘う意思を明らかに見せなかったりした場合、レフリーはストーリングしている競技者に対して『ルーチ』と口頭で宣告すると同時にストーリングの動作を見せ、そこから20秒カウントします。それでも宣告された競技者が体制を変えようとする意思、又は闘う意思を見せなかった場合、レフリーは再び『ルーチ』と宣告ると同時に、ペナルティーとして相手競技者にアドバンテージを与える。える。その後も20秒間、継続して明確な変化が見られなかった場合、審判員は試合を中断しに、ペナルティーとして相手競技者に2ポイントを与え、立った体制から試合が開始される。3度目以降は失格となる可能性がある。
注意)直接2ポイントが対戦競技に与えられるペナルティー
レフリーが完全にきまるスウィープと判断出来る動作を、競技者がそれから逃げる為に意図的に場外へ出た場合。サブミッションから逃れるため試合場外へ出る行為で、失格を適用しない場合。
1-3 失神
一方の競技者が、絞め技、圧迫、テイクダウン、あるいは故意でないアクシデントが原因で意識を失った場合、負けとなる。
1-4 ポイント
ポジティブポイント
競技の柔術の本質は、いかに技術を駆使して相手をタップさせるか、また相手の攻撃を 攻撃を防御をするかである。ポイントは競技者が有利なポジションを得て、その体制を3秒以上コントロール出来たときに与えられる。
注意:
一度ポイントを獲得した有利なポジションから、意図的に譲り、再び同じポジションを獲得してもポイントは加算されない。例えばニーオンサベリーを獲得した後、反対側に回って再びニーオンサベリーを獲得してもポイントは加算されない。
重要:
一度獲得したポジションを意図的に変え、再び同じポジションに戻った場合、新たなポイントは加算されない。例えばニーオンサベリーを掛けた後、反対側に移動し再びニーオンサベリー掛ける行為がある。 (試合はテクニックを積み重ね、相手をコントロールし降参させる為に、より高い目標に向かって進行していく必要がある)
注釈)
同じ側のニーオンサベリーを再び取っても無効である。他には、自らマウントを解除して他の押さえ込みに移行し再びマウントした場合、バックグラブから片足のフックだけを解除してまた入れたりする場合などがある。
サブミッションを仕掛けた競技者が有利なポジションを得た場合、その場でポイントは
加算されない。 ただしそのサブミッションが完全に防御された時、 ポイントが加算される。例えば一方の競技者がチョークを仕掛けた状態で対戦相手にマウントした時である。相手がチョークを防御した時に初めてマウントのポイントが加算される。
A) テイクダウン 2ポイント
あらゆる方法で対戦相手を持ち上げて倒す、あるいは背中から又は身体の側面から倒した場合、2ポイントが与えられる。相手が倒れたが背中又は身体の側面を着かなかった場合、倒した競技者は相手を下の体勢のまま3秒間維持出来なければ、テイクダウンのポイントとならない。
考察1
テイクダウンにより相手がセキュリティエリアに倒れた場合、ラインの内側に両足が残った状態で仕掛けたテイクダウンであれば有効。 その後の動作は全てカウントされない。
考察2
対戦相手が片膝を着いている場合、立った状態の競技者が仕掛けたテイクダウン
には2ポイントが与えられる。相手が両膝を着いている場合、立っている競技者は倒してサイドポジションを取った時、アドバンテージが与えられる。
考察3
競技者が両足又は片足タックルを仕掛け、対戦相手が尻から倒れて、そのままの勢いを持って相手にスイープされた場合、テイクダウンを仕掛けた方でなく、スイープに成功した競技者にのみポイントが与えられる。
考察4
競技者が相手を投げた後、勢いで投げられた競技者が上になってしまった場合、投げを仕掛けた競技者には2ポイント、上になった相手にはアドバンテージが与えられる。ただし投けげた結果相手のガードの中に入ってしまい、そのままスイープされた場合、投げを仕掛けた競技者、スイーフプをした競技者いずれにも2ポイントずつ与えられる。
B) パスガード 3ポイント
競技者が相手の上で足に挟まれた状態(開閉関係なく)から、相手のサイドに移動し、胴体に対し直角あるいは水平方向で覆いかぶさり、相手がその状態から逃げられない状態になった時、3ポイントが与えられる。相手の体が横を向いていても有効となる。
注意:下にいた選手が、両膝を着いたり立ち上がったりしてこの技を避けた場合、仕掛けた競技者に3ポイントではなく、アドバンテージが与えられる。
C) ニーオンザベリー 2ポイント
競技者が上から相手の腹部に膝を乗せ、相手の襟・袖・帯等をつかみながら、もう一方の膝(相手の頭部に近い足)を曲げ、足を地面に付けた状態を3秒以上維持出来たら、2ポイントが与えられる。
考察
上の競技者が膝の位置を完全に決めれなかったり、反対の足が地面に付かない場合は、2ポイントとならずアトドバンテージが与えられる。 また、腹部に乗せる膝が逆の場合(相手の頭部い近い方の膝)は、ポイントもアドバンテージも与えられない。
D) マウント 4ポイント
対戦相手の胴体の上に乗り、仰向け、横向き、うつ伏せ、のいずれの体制で、足又は膝を地面に付き、相手を3秒間以上コントロークすると4ポイントが与えられる。そのとき、マウントしている競技者の両足の間には、胴体の他に、一方の腕だけはあっても良いかが、両腕がある場合はマウントとはならない。また相手の頭ではなく脚の方を向いて乗った場合はマウントとはならない。一方の足は膝で、もう一方は足の裏で、地面に接触していてもマウントとみなされる。
考察
両足、あるいは両膝が地面でなく、相手の脚に乗っている状態ではポイントは与えられない。また、ガードポジションから三角締めを仕掛けた競技者が上になった場合、マウントではなくスイープとみなされる。
E) バックグラブ 4ポイント
競技者が相手の背後に着き、相手の太腿の内側に両足(かかと)絡まないでフックし、3秒以上コントロールしたた時、4ポイントが与えられる。
考察
一方の腕を挟んだままであってもバックグラブとみなされるが、両腕を挟んだ場合はバックグラブとみなされない。また、両足のかかとが、相手の腿の内側に正しく当てられていなければ、ポイントは与えられない。
F) スウィープ 2ポイント
ガードポジション(両足の間に対戦相手がいる状態)、もしくはハーフガード(対戦相手
の一方の足だけが両足の間にある状態)で下にいる競技者が、上下を入れ替え上になることだ出来き、その体制を3秒以上維持できれば、2ポイントが与えられる。
考察1
ガードポジションもしくはハーフガードから始まる動きでなければ、下にいる競技者が、上下を入れ替え上になってもスウィープにならない。
考察2
スイープを仕掛けた競技者が結果的に相手の背後に着いた状態の場合でも、2ポイントが与えられる。ただし、この際は相手の両膝が地面に着いていなければならない。
考察3
スイープを仕掛けた際に両者が立ち上がってしまい、そのまま相手をテイクだダウンし上になった場合にも、2ポイントが与えられる。
キュムラティブ・ポイント(加算ポイント)
キュムラティブ・ポイントとは、攻撃の動きの流れが止まらないで行われた複数のポイントの自動的な加算を言う。
例:
・直接マウンドになるスウィープの場合、スウィープの2ポイントと
マウンドの4ポイントが加算され、直接6ポイントになる。
・ハーフガードの体制から直接マウントになった場合、パスガードの3ポイントと
マウントの4ポイントが加算され、直接7ポイントとなる。
ネガティブポイント(ペナルティー)
試合中に相手と組むことを避ける行為、ストーリング(時間稼ぎ)、サブミッションを仕掛ける努力をしない行為には、ペナルティーが与えられる。
サイド、 ノース・サウス(上四方固め)などの押さえ込みの体制で、ストーリングをし、闘う意思を明らかに見せなかったりした場合、レフリーはストーリングしている競技者に対して『ルーチ』と口頭で宣告すると同時にストーリングの動作を見せ、そこから20秒カウントします。それでも宣告された競技者が体制を変えようとする意思、又は闘う意思を見せなかった場合、レフリーは再び『ルーチ』と宣告ると同時に、ペナルティーとして相手競技者にアドバンテージを与える。える。その後も20秒間、継続して明確な変化が見られなかった場合、審判員は試合を中断しに、ペナルティーとして相手競技者に2ポイントを与え、立った体制から試合が開始される。3度目以降は失格となる可能性がある。
1-5 アドバンテージ
競技者かがスイープ、テイクダウン、サブミッションなどの攻撃を試みるが、いずれも完遂出来ない場合、アドバンテージが与えられる。
テイクダウンのアドバンテージ
投げ技を仕掛け、相手がほとんど倒れるまで明らかにバランスを崩すことが出来た場合。
ガードポジションでのアドバンテージ
- 上にいる競技者が、積極的にパスガードを仕掛、相手が体勢を戻すために多大なエネルギーを要するような、ほぼ完全なパスガードに近い状態に追い込んだ場合。たとえば、ガードからハーフガードの体制へ前進するとか、ほとんどサイトをとった場合、など。
- 下にいる競技者が、 ほぼスイープになる技をしかけた場合、また相手が多大なエネルギーを要するような防御をせざるを得ない関節技又は絞め技を仕掛けた場合。
注意:スイープの仕掛けがアドバンテージとみなされるためには、仕掛けた競技者か上になる為にガードした足を開かなければならない。
試合が同点の場合、レフリーは、立ちの体制とガードの体制から、より積極的にポイントやサブミッションをしかけた競技者を勝者とする。
2. 禁止事項
全てのカテゴリーにおいて、競技者が肉体的に深刻な危険にさらされるようなサブミッションを受けた場合、主審は試合を終了させる権利を有する。その結果、サブミッションを仕掛けた競技者を勝者とする事が出来る。
注釈)
いわゆる「見込み1本」のことである。ただし実際の運用時には、審判員は競技者
の防御技術を見極め、防御を試みている限りは、最後まで最大限のパフォーマンスを発揮出来るように計らうべきである。
チョークではない頚部への関節攻撃は、全てのカテゴリーにおいて、注意を受ける事なく即座に失格になる。
18歳未満のジュベニウの選手は、階級がミドル級以上の場合のみ無差別級に参加することが出来る。レスリングシューズを含めるあらゆる靴、ヘッドギア、道衣の下に着用するシャツ(女性は除く)等、何らかの形で試合結果に影響を与える可能性のある用具使用は禁止する。 4歳から15歳までの子供のカテゴリーでは、一方の競技者が三角締めを仕掛け、相手の競技者が立ち上がってしまった場合、審判員は双方の脊髄へのダメージを考慮し、試合をストップしなければならない。
禁止技
4歳から12歳(プレミリン・ミリン・インファンティウ)
- ガードから相手を地面に叩きつけること
- 二頭筋ロック(二頭筋を決める技)
- 手首ロック
- 三角締で頭を引き付ける行為
- 全ての足首への関節技
- 全ての膝関節、足関節技
- 脊髄への攻撃
- 前からのネッククランク(前から頚椎への攻撃)
- エゼキエル(自分の袖を使った絞め)
- カーフロック(ふくらはぎを決める技)
- オモプラータ(肩関節を脚で決める技)
- フロントチョーク(ギロチンチョーク)
- かにばさみによるテイクダウン
- ヒールホールド
13歳から15歳(インファント・ジュベニウ)
- ガードから相手を地面に叩きつけること
- 二頭筋ロック(二頭筋を決める技)
- 手首ロック
- 三角締で頭を引き付ける行為
- 全ての足首への関節技
- 全ての膝関節、足関節技
- 脊髄への攻撃
- 前からのネッククランク(前から頚椎への攻撃)
- エゼキエル(自分の袖を使った絞め)
- カーフロック(ふくらはぎを決める技)
- かにばさみによるテイクダウン
- ヒールホールド
16歳から17歳(ジュベニウ)
- ガードから相手を地面に叩きつけること
- 二頭筋ロック(二頭筋を決める技)
- 手首ロック
- 全ての膝関節技
- 脊髄への攻撃
- カーフロック(ふくらはぎを決める技)
- かにばさみによるテイクダウン
- ヒールホールド
- 足へのマタレオン(両手で足首を決める技)
アダルトからシニア(白帯)
- ガードから相手を地面に叩きつけること
- 二頭筋ロック(二頭筋を決める技)
- 全ての膝関節
- 脊髄への攻撃
- カーフロック(ふくらはぎを決める技)
- かにばさみによるテイクダウン
- ヒールホールド
- 足へのマタレオン(両手で足首を決める技)
- 飛びつきクローズガード
アダルトからシニア(青帯~紫帯)
- ガードから相手を地面に叩きつけること
- 二頭筋ロック(二頭筋を決める技)
- 全ての膝関節
- 脊髄への攻撃
- カーフロック(ふくらはぎを決める技)
- かにばさみによるテイクダウン
- ヒールホールド
- 足へのマタレオン(両手で足首を決める技)
アダルトからシニア(茶帯~黒帯)
- ガードから相手を地面に叩きつけること
- 脊髄への攻撃
- かにばさみによるテイクダウン
- ヒールホールド
3. 衛生
- 道衣は洗濯・乾燥した、異臭のない清潔なものを着用すること。
- 足と指の爪は短く整えておくこと。
- 髪を伸ばしている競技者は、髪の毛が双方の邪魔にならないように整えておくこと。
- 競技者は髪をスプレーで着色して試合に参加してはならない。
4. 道衣
競技者は以下の項目に準じた道衣を着用しなければならない。
- 道衣は型崩れしていない綿、もしくはそれに近い素材であること。相手の攻撃の妨げになるほど過剰に厚いもの、硬いものであってはならない。
- 道衣の色は黒、白、青。複数の色を混用してはならない(例:白い上衣に青いズボン)
- 上衣は裾が臀部を覆うほどの長さがあること、袖は両腕を前に伸ばした状態で手首までの長さがあること。袖に関しては公式チェッカーによってチェックされる。
- 帯は競技者のランクに応じた色の帯で、幅は4~5cmとする。上衣は崩れにくい様に、腰の前で二重に結ぶ。
- 破れたり裂けたりした道衣での出場は許されない。袖・裾の長さは規定外の道衣を着用する。また女性部を除き、道衣の下にTシャツを着用してはならない。なお、スボンを下に下着又はスパッツの着用が義務づけられている。
- ペイントされた道衣を着用してはならない。( 団体戦を除く)
注意)3(衛生)と4(道衣)の項目に従わない場合は試合に参加できず、対戦相手の勝ちとなる。
5. 指示と決定
大会関係者、役員、技術者、進行係、タイムキーパーなど、公式な職務を担当する者以外が試合場内で指示を出した場合、その指示対象競技者は失格となることがある。